小松にはたくさんの美味しい中華料理店がありますが、60年前にはたった一軒のお店から始まりました。その店の店主は、小松にはない美味しい料理を求めて、中国各地、日本全土を旅して回ったそうです。そうして出逢った「チャーメン」という中国の炒めそば。これだ!と思った店主は、「給料はいらないから作り方を教えてほしい」と懇願して、丁稚奉公の修行をすることに。そして、チャーメンを元にさらなる美味しさを追求して、誕生したのが『塩焼きそば』です。
1931年 | 清ちゃん、秋田県にて生まれる。その後、親類の縁で |
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1953年 |
清ちゃん、22歳の時から東京を中心に中華料理店で 修行中に現在の塩焼きそばの原型を思いつく。 |
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1955年 | 清ちゃん、24歳の時に小松に戻り、屋台でギョーザと焼鳥を炭火で |
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1959年 4月 |
清ちゃん、1959年4/10に開店となる! ここから、小松名物塩焼きそばの伝説が産声を |
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1961年 5月 | 勝ちゃん 開店 |
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1967年 2月 | 南栄 開店 |
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1971年 1月 | 珍龍 開店 |
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1972年 | 小松中華組合発足 記念すべき初代会長は南栄! |
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1974年 5月 | 蘭々 開店 |
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1976年 5月 | なおけん 開店 |
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1997年 10月 | カンチ 開店 |
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2007年 | 勝ちゃんの音頭で小松市立育松園などへの料理慰問を組合として |
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2008年 | 小松中華組合青年部発足 |
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2008年 | 「塩焼きそばを愛してやまない委員会」発足 |
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2010年 9月 | 珍香楼シェアン 開店 |
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2011年 | 東日本大震災の被災地への炊き出し慰問 |
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2012年 | 家庭用「小松名物塩焼きそば」を監修 |
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2013年 | ふるさと祭り東京2013にて、9日間小松名物塩焼きそばの |
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2014年 | さらなる小松名物塩焼きそばの発展と躍進! |
60年前に小松の製麺所「中石食品」との共同開発で、苦労のかいあって誕生した太麺。生麺またはゆで麺を使用しています。
シャキシャキした歯ごたえの新鮮なもやしは、小松のもやし専門業者である「有山食品」のものです。麺との相性は抜群!
ネギは塩焼きそばのアクセントとして欠かすことのできない名脇役。もちろん、地元産を使っています。
にんじんは塩焼きそばに彩りを添えてくれます。おいしそうな赤みがさらに食欲を増しますね。こちらも地元産を使っています。
「塩焼きそば」だけに味付けは、もちろん塩です!絶妙な塩加減がきめて。60 年の歴史が生んだ味なのです。
小松の醤油蔵である越田醤油の「マルコ醤油」が定番です。香ばしいかおりづけに欠かせません。